とき:2014/01/19
ところ:仙崎・沖のカンノン
ねらい:寒グロ


初釣りが終わったばかりだが、潮良し・・・北さんから“仙崎で初釣りのリベンジをしませんか”とお誘いの連絡が来た。即OK!金曜日先週壊れたタモの柄とひび割れから浸水し始めたブーツを新調した。

土曜日の夜11時過ぎNFC集合と決まったが、夕方にはNFCに着いてしまった。寒波が南下して宵の口に雪やみぞれが降る風の強い日だ、明日のことを心配しても始まらないと割り切る。夕方からみぞれが降ったりやんだりしている。そう言えば、T先生は腰痛で今週はお休みすると連絡が入った、お大事に!。

深夜便が出る直前の夜11時頃に北さんと末さんの乗った車がNFC到着。瀬渡しから帰った船長の話では、仙崎は風裏になっていてうねりもないから大丈夫だろうとのこと、4時出港と決まったので、仮眠室にてコタツを囲んで軽く夜食をとってから仮眠。

3時半起床、午前4時ジャスト、雨は上がり少し北西の風が強いが雲が切れ始めた未明の海に出て行った。幸い仙崎に上がれそうだった、が・・・末さんがお気に入りの三角に渡礁を希望したが、船長が危険と判断して一人で地磯に上がることになった。続いて北さんと私は第一希望だった“沖のカンノン”に上がることができた。

北から冷たい風が呼吸しながら時折強く吹いていた。とりあえず竿立てを打ち込み箱物を風よけに並べで少し低い風裏に座って夜明けを待った。

空は晴れ月が明るい。四国側の海上に雪雲らしい黒くて厚い雲が広がっていたので、夜明けが少し遅くなった。船長の話では、昨日カベに上がって爆釣した釣師は竿3本の深さで入れ食いになったそうだ。そのため深棚を探らなかった釣師は貧果に終わったらしい。

だが我輩、今回の集魚材は浮かせグレ主体の軽いものにしてみたのだ。これは数釣りする為の釣法で、甑の漁師が100匹以上釣るやり方なのだと末さんが教えてくれたからだ。
曰く、大分の釣師のように比重の重い配合のコマセでは、始めは釣れるが手返しが遅くなって数を釣る事ができなくなるそうだ。それはそれで一理有ると思うが、海域や水温、魚影の濃さ、潮流、釣師の技量など多くの要素、要因が絡まって釣果になるので、一概には言えない。

ともあれ、今回は自分で実釣して確認するのが自分の釣りを楽しくすると考え、今回の実験となった訳である。

防寒着とホカロンで体は寒くないが、何しろグローブしていても手が冷たい。指先がかじかんで餌も針も上手く掴めないので、針への餌付けに苦労した。釣り始めは棚2ヒロなので、針を呑み込まれるから、釣る度に針の結びなおしは必至の事態。かじかんだ指先での作業がもどかしい。心底指先を暖める“ホットグローブ”が欲しいと思った。

陽が射し始めて少し気温が上がったら、かじかんでいた指先も動きが良くなり手返しも早く、コマセも思う様に投入出来る様になった。

北さんが正面の釣座を譲ってくれたので、時々シブキを伴って吹き抜ける風に苦戦を強いられながらも、思い通りにクロを浮かせて1.5〜2ヒロの浅棚で釣ることに成功。穏やかな天気ならもっと浮かせて釣れる事は間違いない。なぜなら、前回末さんたちは瀬代わりしたテトラで、クロを浮かせて半ピロから一ヒロの浅棚で爆釣して立証して見せてくれていたからだ。

風の影響で、表層流と本流は同調しないので、仕掛けの水中角度調整操作が難しかったので、二段ウキにして操作性を良くした。仕掛けを理想の状態に操作できた瞬間クロがヒットする。これでパターンはつかめたし、浅棚でも釣れることも確認できた。だから、釣ったクロの数はともかく、いろいろ実験できて中身の濃い釣行になった。わっはっはっは、 自分勝手な感想だし思い込みであるが・・・「釣は道楽自分の世界」。許せよ〜!

沖のカンノン
上唇にガッチリフッキング
陽が上りやっと体が温もって笑顔がでる
地磯で一人、がんばる末さん

あまり休まず竿を出していた
見回りに来た栄福丸、回収は3時半と連絡して行った
11時頃、腹が減ったので早目に昼食タイム

カップラーメン、ホットジンジャーミルクティー、
チョコレート
元気な北さん、お決まりのピースサイン
ピースサインの効果なのか???

さすが北さん、しっかりクロを釣っている
地磯の末さんを回収
末さん、しっかり石鯛を釣っていた

さすがですねー!
私の釣果、キープサイズは9匹でした
末さんのクーラーに全部入れたら、あふれてしまった


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜